ヤフオクの利用者はPCとモバイルの両方で２７００万人を超えているそうです。もの凄く利用されているということですね。
ヤフーによる運営歴も長く、トラブル対応の措置も図られていて安心して使うことができます。
そんなヤフオクでも起こりうるトラブル事例をご紹介します。
ケンジは就職２年目の社会人です。
大学時代から交際している彼女の誕生日が近づきプレゼントに頭を悩ませていました。彼女にリクエストを聞いたら、ブランドのネックレスが欲しいそうです。
ネット検索したら５万円もします。あまり貯金もしていないケンジには厳しい金額です。少しでも安く買いたいと検索を繰り返すと、何と２万円で販売しているショップを見つけました。
でも、よく見るとそれはヤフオクの出品情報でした。新品では無くて中古品です。彼女の誕生プレゼントをヤフオクの中古ですませるってどうよ？
そうは思いましたが、背に腹は変えられません。ケンジは速攻で落札しました。
そこまでは良かったのですが、何日経っても商品が届きません。焦ったケンジは出品者にメールでいつになるかを問い合わせました。
しかし、もう少しお待ち下さいと返信があるだけで、明確な納期の返事はありません。
そんな調子で待たされ続け、ついに彼女の誕生日になっても届くことはありませんでした。もう彼女は怒り心頭です。ケンジは謝るしかありません。こうして一つの恋が終わることもあるのです。
これはオークションでの商品未着トラブルですね。
大切なプレゼントを期日までに用意できなければ、恋愛関係も終わってしまうこともあります。もう全米が泣くほどの悲劇です。
失った彼女の信頼を取り戻すことはできませんが、支払いをした金額については回収可能です。
ヤフオクでの商品未着トラブルの対応策は次のとおりです。
（1）メールによる請求
取引相手に対して返金請求のメールを送信します。
この場合に「〇月〇日までに回答下さい」という期限を設けた方がいいでしょう。
（2）内容証明郵便による督促
メールで数回請求しても対応がされない場合は、相手方の住所に対して内容証明郵便を利用して督促をします。この場合にも回答期限を設けることを忘れてはいけません。
（3）警察への届出
メールと内容証明郵便での請求にも全く応じない場合は、詐欺か債務不履行（約束違反）の疑義が生じます。
より悪質な詐欺と思われる場合は、出品データと交信履歴、内容証明郵便の謄本を持参して警察に被害届出の相談をしてみましょう。
（4）オークション補償制度
内容証明郵便での請求や警察への届出をしたことをヤフオクの窓口に報告して、オークション補償制度での返金を要望することができます。
こうした対応をすれば、支払ったお金については取り戻せる可能性があります。
また、ヤフオクの利用をする機会が多い人は、このようなトラブルに備えてショッピングガード保険に入ることを検討してもよいかもしれません。
ショッピングガード保険とは、商品の破損、盗難、火災などの偶然の事故により損害を被った場合に、所定の金額が補償されるものです。
実はこのショッピングガード保険は、ヤフーが発行するクレジットカードのYahoo!JAPANカードには標準で付属しています。さすがヤフオクの運営事業者ですね。
その他にもETCカードとしても利用できるし、利用分はＴポイントとして貯めることもできます。しかも今なら入会時にＴポイントがプレゼントされます。
Yahoo!JAPANカードは、ネットショッピングをする場合にはとても役立つクレジットカードなので、これを１枚作っておくと安心ですね。
